マティスの作品のすごさを語ってみました!!美しい作品にうっとり。

スポンサーリンク

20世紀を代表する画家、マティスの作品が美しいです



20世紀を代表する画家、マティスをご存知ですか?



色彩の魔術師と称されたマティス。



その作品の色使いは、観ている人の心を癒して、いつまでも観ていたい気持ちになるのは、私だけじゃないと思います。
そして、ピカソ、マルセル・デュシャンと並んで20世紀の絵画を変えた画家、とも言われています。



癒しの画風にもかかわらず、何故20世紀の絵画を変えたと言われているのか。不思議ですね。



そんなマティスの魅力を、彼の人生を通して余すところなく語ってみました❣❣
どうぞ、お楽しみください(●^o^●)
希望する美術学校へ入学できなかったマティス


後世に多大なる影響を与えた画家にもかかわらず、意外にも希望した美術学校、エコール・デ・ボザールへの入学は出来ませんでした。

でも才能を見出した画家がいます。ギュスターヴ・モローです。

ボザールに入学していたジョルジュ・ルオーとともに、マティスはジュリアン・アカデミーに入学しモローの個人指導を受けることができたのです。



美術を学び始めた頃のマティスは、どちらかというと写実的な絵を描いていました。



その後、ゴッホやゴーギャンの影響を受け『緑のすじのあるマティス夫人の肖像』など、大胆な色彩を特徴とする作品を次々と発表します。






自由に色を使う中で、色彩の枠を外して色の概念を崩していきました。

この動きが1900年ころにおこった野獣派(フォービズム)の運動につながっていきます。
フォービズムからカットアウトへ
しかし、このフォービズム、あまり評判が良くなかったのですね。

マティスはフォービズムといわれることを嫌い、3年程でその作風は変わっていきました。



ちょうどその頃、マティスはピカソと出会ったり、たくさんの芸術家と交流を深めたり、アルジェリアへ旅行したりと、多方面から芸術に関する刺激を受けます。



そしてのその作風も変えていきました。

有名な『赤い部屋』『金魚』などはこのころの作品です。






アンリ・マティスは色彩の調和に関して、抜群に優れた感性の持ち主でした。

「赤い部屋」には≪赤のハーモニー≫というサブタイトルがついています。

まさにこの作品の赤色の使い方は、絶妙です。



赤い壁に赤いテーブル。まるで、赤い壁から赤いテーブルが生まれているような、連なっているようなそんな描き方がさていて、立体感もなく、窓の外の緑の庭との遠近感さえ感じられないような描き方です。



でも、マティスにとってこの絵の中で大切にしていることは、タイトルの通り赤い部屋で、赤のハーモニーなのですよね。



だから絵の遠近感とか立体感とか写実的にとか、そのような絵として重視されるところはすべてさておき、何よりも赤い色を見てもらう、ということが重要だったというわけです。



しかも、この窓の外の緑いろがとても重要で、見ている人の心に安心感を与えるような配色になっています。

「色で心に訴えかけるというテーマの絵」なんですね。
すごいです!!



マティスの色に対する追求は、その後も続きます。

色と形の在り方を晩年まで追求した結果、行き着いた先がカットアウト(切り絵)でした。



アシスタントが色紙を作って、それを切って作品にする、という形ができあがりました。このころの作品が『ジャズ』です。






この『ジャズ』という連作は、はじめ『サーカス』という名の作品名でした。

華やかな切り絵の連作がサーカスをイメージさせたのですが、のちに「ジャズ」に変えています。



カットアウトの動きのリズムや、その作品たちからジャズの音色が聴こえてくるような、そんなイメージの作品です。


親しみのある作風と色使い、なのに巨匠




20世紀の絵画を変えたといわれている巨匠、マティスですが、他の巨匠ピカソやデュシャンと比べてとても親しみやすい画家です。

『ルーマニアのブラウス』『エジプトのカーテンがある室内』など晩年の作品をみても、タイトルと描かれているものの関連もわかりやすいし、色使いも美しいので鑑賞するのも楽しいです。






だから、20世紀以降の芸術を理解するには、まずマティスをお勧めします!!






それにしても、なぜマティスがピカソやデュシャンと並んで、20世紀の絵画を変えたといわれるのか?

作風を見ても分かりやすいし、むしろ可愛いという形容でもいいんじゃないか、と思えるくらい親しみやすくって、20世紀の絵画を変えたなんて想像できないですよね。



実はそれは、マティスの「色」使いからきています。



マティスは色を開放した画家です。



先ほども書いたように「フォービズム」の創始者として語られていますが、例えば「リンゴは赤」という固定観念を外して、新しい色の考え方を絵画にもたらしたのですね。



この色の解放は、とても衝撃的なことでした。



でも、だからこそ晩年の作品の色使いの鮮やかさは、見る人の心に訴えるものになっているのです。



たとえるならば、ビートルズが音楽のコード進行を開放したならば、同じようにマティスは絵画において色を解放した、といえます。



日本の美術館にもマティスの作品はたくさんありますので、ぜひ彼の作品に触れる機会がありましたら、ご覧になってみてください!!

心に残る作品ばかりで、癒されること間違いなしですよ。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加