昨日、東京では11月としては54年ぶりの初雪で、積雪なんて観測史上11月初だったみたいです。
そんな中、在宅のケアマネージャーの仕事をしている私は、雪が降る中、自転車を飛ばして、5件の訪問をこなしましたとさ。
と、昔話風に語りたくなるくらい、ガチガチ震えながらガチンコで仕事をしてました(笑)
でも、きっと私の脳内ホルモン、ドーパミンはガンガンに出まくっていたと思います。
ドーパミンとは、セロトニンやアドレナリンといった脳の中で分泌される、ホルモンの一種です。
パーキンソン病はドーパミンが減少することも原因の一つと言われていて、人間にとってはとても大切なホルモンです。
やる気や集中力も高めてくれる、非常にありがたいホルモンで、ドーパミンの量を自在に調整できれば、きっと生活するうえで色々なことに役に立つと思います。
脳内ホルモンを自在に操るなんて、正直無理な話ではありますが、自分の脳の仕組みを知って行動することを心がけるだけで、意外と自分自身を客観視できたりするメリットがあるので、今日はそのことについて書いてみたいと思います。
ドーパミンが分泌されると、人間は「快感」を得ることができます。
何かを得たい、食べたい、報酬が欲しいと思って、その思った物を得られたときに、人は「やったぁ!」「嬉しい!」「満足!」「気持ちいい!」といった快感が得られますが、その「快感」をコントロールしているのが、ドーパミンと言われています。
自分が望んで行動して得られた結果が良ければ、人はまた同じように「快感」を得たいと思うし、次はもっともっと、今よりも大きな「快感」を得ようと頑張ります。
つまり、ドーパミンは次はもっと強い「快感」が得られるように、頑張ろうとする気持ち「意欲」を生み出してくれる、と言う訳です。
人間って、「次はもっと良く」「この次はもっと高性能に」なんて思いながら、向上の歴史を歩んできてますよね。これって、やっぱりドーパミンの仕業だな、と思ってしまう私です。
成功した体験と快感を知っている分、失敗を補うために「もっと」「もっと」と求めてしまうようになります。
分かりやすく言うと「依存症」の元になるということです。
ギャンブルに例えてみましょう。
たまたま、初めてやったパチンコで数万円稼ぐことが出来ました。
ちょっとのお金で大金が稼げたのだから、次もきっとうまくいくはず・・・。
そう思ってチャレンジしてみると、意外と稼げたりしました。
その結果、次もまたチャレンジしたくなりますよね。
でも数日後、またパチンコ屋に行ってみるけど、上手く稼げない・・・。
いや、今度こそもっと稼げるはず!!
そして再チャレンジ。
またまた、いくらか稼げちゃった~!!
上手くいった🌟
じゃあ、次も・・・・。
あれっ?!今度は大分負けちゃった。
次こそは、負けないようにできる!
だって、最初と最近で、あれだけ稼げたんだから・・・。
エンドレス、エンドレス。
この状態ってばもう、ドーパミンに操られちゃってますよね。
しっかり、立派な依存症です。
「快楽」ー「意欲」ー「失敗」ー「次」ー「成功」-「快楽」ー「意欲」ー「失敗」ー「次」・・・。
こうならないように、ドーパミンを意識して行動できるようにしていく、ということが大事かなと思います。
では、どう意識していけばいいのか。
この続きはまた明日にしましょう。
ドーパミンが出ている自分と、その時にどこに自分を向けていけばいいのか。
明日また書きたいと思います(●^o^●)
ここまでお読み下さって、ありがとうございました。いつも続きがある記事で申し訳ないです<m(__)m>
ふくフクでした!