うちのおばあちゃんの言うことには。―ご先祖様は大切に、というお話―

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「ご先祖様は大事にしないとだめだよ」というおばあちゃん
またまた、私の祖母のお話です。

祖母はとても信心深い人で、毎日ご先祖様にお経をあげていました。

朝夕お食事の配膳をご先祖様にして、線香もつけて、太鼓を叩きながら。それはまるでお経という名の独唱のようです。

ご先祖様は大切にしないといけない、常日頃から私に語ってくれました。

昔から言われていることではあるのですが、私の祖母にはきちんとした理由、根拠があってそのように教えてくれていました。

その理由とは・・・?
ご先祖様を大切にする理由①

祖母がご先祖様を大切にしなくてはならない、という理由のその①です。

祖母の実家の近所に住んでいた人の話で、農業を営んでいた方です。

先祖の土地を守りながら、野菜やお米を育てていた方なのですが、ある日糖尿病になってしまいました。

その人は糖尿病のせいでとても疲れやすくなってしまい、とうとう農業も続けられないくらいになったそうです。

途方に暮れて家で療養生活をしていたのですが、徐々にお金も無くなっていって、節約をしなくてはならなくなりました。

そこで自分の家の周りに自生している、野草を調理することにしたのです。

その人のおばあちゃんが、そのまたお祖母ちゃんから聞いた食べられる野草を集めて、自分で調理して保存食を作りました。

ついでに、おばあちゃんのお祖母ちゃんから教わった野草のお茶も作って・・・。

しばらくお金もないので、野草の常備食とお茶で食いつないだ訳ですが、な・・・なんということでしょう!!糖尿病が改善されたのです。

その人はびっくりして、このおばあちゃんのお祖母ちゃんから教わった野草料理が良かったんだ、と考えました。

代々ご先祖様から伝わっていた野草料理だったので、おばあちゃんのお祖母ちゃんと、もっと遡ったご先祖様たちにとても感謝したそうです・・・。

ご先祖様から代々伝わっている野草料理が、その方の体調を改善してくれたというお話です。

現代の知識だったら、糖尿病は血糖をコントロールしなくてはいけない病気で、野菜中心の食生活にして運動もして・・・などなど分かるのですが、私の祖母の時代のお話です。そんな知識を持っているのはお医者さんだけの時代でした。

何の野草だったのか今となっては分かりませんが、病気が良くなるようにご先祖様が教えてくれた、ご先祖様は今生きている私たちを助けてくれるんだよと、この話の後に必ず付け加えてました。

ご先祖様を「大切にする理由②

そんな私の祖母ですが、祖母自身ご先祖様の不思議体験をしています。

私が生まれた頃のお話です。

その頃、家が建てられるくらいの土地を祖母は探していました。

家族が住むための家でもあり、自身が老後生活するための家でもありました。

自分の実家の村、本家に近い土地で、良いところが見つかったので購入する気になったのです。

本家に帰った際、その土地を下見して帰りにお墓参りをしました。

墓石に向かって手を合わせていた時、なぜか自分の口から・・・

「その土地買うな」

という言葉が出てきたそうです。

祖母はビックリしました。でもしばらく考えて、お墓参り中のこの不思議な出来事は、きっとご先祖様が自分の身体を借りて教えてくれたことに違いない、と考えたのです。

この言葉に従って祖母は、出身地の村にある本家から近い土地は購入しないことにしました。

そして、隣町の駅から近いところにある土地を買うことにしたのです。

その後、家も建てて家族みんなで生活しました。

田舎だった家の周辺は徐々に開発が進み、近くに幹線道路が通って交通量も増えました。

更なる転機があり、家の近くにまた土地を購入してお食事処を経営することになりました。

幹線道路沿いにあるので、お客さんもすぐつきました。
家から近いこともあり(徒歩3分)負担なく通うことができて、好立地でした。

それだけではありません。

その後、高齢になりお店の経営も難しくなったのでお食事処は閉店したのですが、幹線道路沿いということで空き地はすぐに借りてがついて、祖母は今も安定した家賃収入を得ています。

祖母は言います。

「あの時、出身の村に土地を買っていたら、ここまで通うのも大変だった。お店の経営なんて考えられなかったと思う。近かったからできたんだよ。

年を取ったら今度は、あの土地を人に貸して家賃が入るようになった。

やっぱりご先祖様の言うことを聞いて、村の土地を買わないで良かったよ」

あのお墓参りの時の「その土地買うな」という一言が、今につながっています。

ご先祖様には会うことができないけれど

祖母や祖母が小さかった頃にいた近所の方のような経験は、誰もが経験することではないので何とも言えないです。

でも、今の自分がいるのは父母、祖母祖父、曾祖母曾祖父のお陰だし、そのもっと前にさかのぼってご先祖様のお陰ということでは、祖母と祖母の近所の方が経験したものに通じるなと思います。

私たちは、何百年と時間をかけて受け継がれてきて、この世に生まれてきました。

かけがえのない自分を大事にして、ご先祖様に感謝したいな、と祖母の話から思う私です。

ご先祖様つながり①→アラビア ARABIA ボウル 絵皿 深皿 ムーミンコレクション ご先祖様 トーベ・ヤンソン 1019833

ご先祖様つながり②→アラビア ムーミン マグカップ 300ml ご先祖さま ご先祖様 アンセスター ARABIA Moomin Ancestor Black

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