寡作の画家に惹かれませんか?生涯の作品数の少ない画家をご紹介します!!すべて魅力的な画家ばかり!

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寡作の画家とは作品数の少ない画家のこと

作品数の少ない画家のことを“寡作の画家”と言います。

私はなぜか気にいる画家の絵は作品数が少ない画家が多いので、まとめてみたいと思いました。

絵画ってよくよく考えると、何百年も前に活躍した画家では寡作の画家が必然的に多くなるんですよね。

現代アートの場合は、アンディ・ウォーホルのように大量生産できる技術もあったりするので。

逆にルネッサンスくらいの時代の画家で一人で多くの作品を残しているのは、工房などを運営してその画家風の絵画を大量生産して富裕層に売っていたからです。

これって立派なビジネスですよね。
上手いやり方です。

寡作の画家は愚直に自分一人で絵を描き続けた結果、寡作になったと考えていいと思います。

そんな作品数が少ない画家で、私の推しをここでご紹介します!!

どの画家の作品も、一度見たら忘れられない作品ですよ!!
空前絶後の宗教画で圧倒的な表現力 ヒエロニムスボス

≪快楽の園≫

ヒエロニムスボスは、現存する作品数は30点ほどです。

16世紀の宗教改革で紛失してしまい、その結果の寡作となっています。そのうち10点が現在プラド美術館所蔵です。
一度見たら忘れられない作風で、強烈なインパクトです。

真贋の判別が困難な画家でもあります。

画風はとても幻想的で、聖書を題材にした作品が多いです。

でも正直、初めて観たボスの作品はこの「快楽の園」だったのですが、当時思ったのが、の作品が1450年代に制作されたの???と思えるほど、今見ても新しくって、独創的で、シュールということです。

また、細かいところまで描かれていて、細部を見るだけでも飽きない作品が多いです。

生涯に関する記録が残っていない画家ですが、お父さんに絵を学び、裕福な家の女性と結婚して、キリスト教の友愛団体に所属して、安定した絵画制作の依頼を受けて活動していました。

人間の欲望を全面に押し出して、教訓的な意味を込めて描かれている作品が多くあり、一つ一つの絵の意味を理解しながら観ることをお勧めします。

私が実際に目にした作品はルーブル地美術館の「愚者の船」です。

お酒に溺れて欲にまみれた乗船者たちが、まさに船が沈んで溺れてしまうかもしれない状況にもかかわらず、お酒を飲み続けてリュートを弾いて歌って騒いでいる・・・。

その様がまさに愚かな様子で、とても考えさせられる絵でした。

実際の絵がとても小さかったことも、衝撃的でしたよ。
奇想の画家 ジュゼッペ・アルチンボルト
≪夏≫
ジュゼッペ・アルチンボルトは、現存する作品数はやっぱり30点ほど。
一度見たら忘れられない画風で、思わず自分でも描いてみようかなと考えてしまいますが、中々この画風をものにするのは難しいです。
アルチンボルトはミラノ出身。
この画風があまりにもインパクトがあるので、彼の生い立ちにまであまり関心がいかないのですが、結構すごい人です。
オーストリアのウィーンで宮廷画家になり、なおかつ宮廷の衣装とか装飾デザインとかしたり、宮廷のお祝いの企画、水力技師のような工業的なことも手掛けていた、スーパープロデューサーでした。
総合プロデューサーといえば、私の中では俵屋宗達ですが、彼のことについてはまた別の機会に!
そんな数々のお役所仕事をこなして、勤め上げたアルチンボルト。
真面目に勤勉に仕事をこなしたからこそ、このような風変わりな絵が描けて、後世まで作品が残っているのだろうなと思います。
いうなれば唯一無二の作品を生み出す画家ですね!!
忘れてはならない寡作の画家の巨匠!!フェルメール

何といってもフェルメールです。

現存する作品数は35点。

どの作品もやわらかな光に包まれて、一般市民が描かれているのに神々しささえ感じさせるその作風。

たまらないです!!

フェルメールについてのブログはたくさんあるので、ここでは私の個人的なフェルメールエピソードをいくつかご紹介します。中々、トホホです。

私はフェルメールが大好きなのですが、まず縁がありません。

最初にフェルメールの作品に会える機会があったのは、20年ほど前の新婚旅行。

パリ旅行でのルーブル美術館です。

『レースを編む女』を観ようとしたら、ちょうどその部屋が改修中で見ることが出来ず・・・。

そんな事前知識が全くなかったので『レースを編む女』の部屋の前までいって、観られないことを知りショックでした。

『天文学者』もルーブルの所蔵だったのですが、若くてフェルメールに関する知識がまだ無く、『天文学者』がルーブルにあったということを当時知らずにいて、とにかく『レースを編む女』が観たかった・・・。
帰国してから「『天文学者』も観れたかもしれなかった・・・?」と知ったのでした・・・。

次にアメリカのボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館。

たまたま夫の親戚が住んでいて、ボストンに遊びに行かせてもらった時があったのですが、ここはフェルメールの『合奏』が盗まれた美術館。

額縁だけが残されて飾られているのは有名な話。そして、私が訪れたときはもちろん盗難中で、額縁だけ観て帰ってきました。普通か。

そして、上野の東京都美術館に『真珠の耳飾りの少女』が来日したときの話。

その日は真珠の耳飾りの少女を観るために、全ての予定を調整して万全にしていたのですが、当日になって持病の偏頭痛が・・・。

それでもあきらめきれずに観に行ったのですがですが、頭痛もひどくて人も沢山いて、ヘロヘロになりながら観てきました。
それでも少女は、美しい瞳を私に向けてくれました。

調度、国立西洋美術館で『真珠の首飾りの少女』も展示されていたのですが、もちろん頭痛がひどすぎて観られず・・・。元気だったら絶対に観てきました。近くだったのに、本当残念。

そして、国立新美術館で『天文学者』が展示されたときの話。

ルーブル美術館で観るチャンスを失ったこの絵!!再びチャンスが!!

でも・・・。
この日も頭痛がひどくて入場待ちで1時間半以上と聞き、断念しました。

二回振られた『天文学者』・・・。

ことごとく、残念ですねーーー。

このように、フェルメールの絵にはとことん振られている私ですが、昨年末は、行ってきましたよ!!

2018年、上野の森美術館で開催された「フェルメール展」!!

憧れのフェルメール作品がなんと8点も!!

『真珠の首飾りの少女』もリベンジで観ることができて、大満足でした、が・・・。

何とか行ける日にチケットを取ったら、『赤い帽子の娘』だけはワシントンナショナルギャラリーに帰ってしまってました・・・ 泣。あと一歩及ばず。

でもいいんです。『真珠の首飾りの少女』に会えたから。
寡作の画家の魅力

世界一作品数の多い画家は、有名な話ですがパブロピカソですね。
14万点弱、あるそうです。
ギネスブックにも載ってるのも、有名な話です。

彼の作品をすべて把握しようと思っても、一生かかると思います。
いや、一生かけても難しいかも・・・?

でも寡作の画家はやろうと思えば全作品を把握して、この目で見ることもひょっとしたら可能です。

そこが寡作の画家、全般的に言える魅力だと思います。

一生に一人くらい、全作品を観たことがある画家がいるなんて、素敵じゃないですか?

私の野望は、フェルメール作品をすべて観るです!!

生涯かけて、探求したいです。

今後もまた、寡作の画家をご紹介いたします!
ご期待ください!

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