こんばわです。
昨日投稿した記事の続きを書きたいと思います。
今日は本当は午前中に時間があったのですが、片頭痛がひどすぎて起きていることができず、ず~っと寝てました💦本当に、こんな状態ではせっかくの休みなのに、何もできずに時間だけが過ぎていくので、悲しくてしょうがないです・・・(:_;)
さて、片頭痛はさておき、私の小さい頃のやめてしまったクリスマスの話の続きを書きましょう。
中学生ぐらいになった私は、突然祖母から「クリスマスはやらない」宣言を受けて、ショックでした、というところまで書いたと思います。
我が家は貧乏で、4人兄弟だったので、祖母としても4人の子どもたちにプレゼントを準備することは、決して容易ではなかったはずで、我が家の懐事情を知っていた私は、その宣言を飲み込まざるを得なかったのでした。
しかも、この時点では私は確かに「サンタクロースは存在しない、サンタは親だった」ということは理解できていた、ということが分かりました。
では、いったいいつから「サンタは親だった」と思っていたのか・・・?
実は私には、確信はできなくてもなんとなく「サンタは親なんだ」という説が、受け入れらる環境が出来上がって行ったという経緯がありました。
それは小学校2年生になる年のお正月でした。
大晦日の夜、私の母は初詣に行くと言って、父の友人と一緒に家を出ました。父と祖母、祖父は私たち兄弟をみるために、家に残って・・・。
そして、母はそのまま家に帰らなかったのでした。
母がいなくなったということで、警察にも連絡し、皆で探しました。
そして見つかった場所は、一緒に初詣に行った、父の友人の家。
これは計画的な失踪でした。
離婚するために家から出て行った母。
その後は裁判で離婚をしたわけですが、家族は崩壊、父は自営業をしていたのですが、続けることが出来ず、母以外の家族で青森に引っ越しした訳です。
私が3年生になってしばらくしてからでした。
その当時、沢山の借金も抱えていたので、青森での生活もとても苦しいものでした。
母がいなくなってからしばらくは、父も何とか頑張ってクリスマスをしてくれていましたが、青森に引っ越しする前あたりから、クリスマスをする余裕がなくなっていました。
そして、引っ越ししてから、色々な事が理解できる年齢になっていた私なので、4年生ぐらいには周りの友人たちからの情報である「サンタクロースは親だった」という説を、容易に受け入れることができました。
お金もない自分の家にあって、サンタクロースが親であるならば、パーティーやプレゼントが準備できないのは、理にかなっている、という発想です。
それでも、私が中学に上がるまでは、クリスマスにはみんなで美味しいものを食べて、何とかプレゼントももらっていました。
でも、やっぱり経済的な余裕がなくなり、また兄も反抗期になり、そして、なんといっても年末になると母が失踪したことを思い出す父や祖母や祖父の思いもあり、みんなで年末の行事を楽しむ気分にはならなくなっていきました。
そして、あの「クリスマスはもうやらない」宣言になった訳です。
大人になった今は、そうなるのも納得です。
私は単純なので、「サンタさんが病気になってしまったから、今年はクリスマスプレゼントは無いよ」ぐらいのプレゼントが無い言い訳をしてくれていたら、子ども心に「そうなのか~」くらい思ったと思うのですが、きっと父親も祖母も祖父も、借金に追われそんな余裕はなかったと思います。
そして、大人になった私が自分の生い立ちを振り返りながら、サンタクロースのプレゼントの真実をこの先どうやって子どもたちに伝えたらいいか、自分のように現実を突きつけられてしまうと、子どもたちには辛いと思うので、より良い伝え方に頭をひねってみたいと思います。
ちなみに、パパはどう考えているのか、まだこの件については聞いてみていません。
多分、ずっと「サンタさんからのプレゼントだよ🌟」と言い続けると思います。
なんてこった!!
ではまた明日(●^o^●)