
つい先日、私の子どもが自分の家の近くで自動車と接触事故を起こしてしまいました。
私は仕事中だったのですが、ご近所の子どものお母さんが私の携帯に連絡をくれて、急いで帰路に。
すると、警察の人達も来ていて、相手方の運転手さんと話してたりしました。
子どもは何だかモジモジしていて、ばつがわるそう・・・。
とりあえず現場検証も終わり、相手の方と連絡先を交換して、警察の方も帰っていいということだったので帰宅しました。
家に帰って、その後の通院やその代金、相手の車の傷や子どもの自転車のことなど、色々と頭に浮かんできて「これって、どうすればいいのかな?」と思うことも沢山出てきました。
一気に頭の中がごちゃごちゃしてしまったので、普段から何をしておけば良いのか、ざっくりとでもいいので把握しておくべきだなぁ、と反省。
ということで、「子どもが自転車で自動車にぶつかってしまったときの対応、その後の処理」について調べて、まとめてみました。
少しでも子を持つお父さん、お母さん方の、お役に立てれば幸いです。
まず、今回と同様に、自転車に乗っていたところ車にぶつけられた事故。
更に、自転車に乗っている人に、自分が運転している車でぶつかってしまった事故。
そして、自分の経験ではないのですが今回の、自分の子どもが自転車に乗って、自動車と接触してしまった事故。
実はこの他にも事故を起こしてまして、車と車でぶつかった事故と物にぶつかって自分の乗っていた車を、傷つけてしまった事故です。
他にももっと、事故のパターンはあるかと思いますが、私が体験した事故でどう対処してきたかをまとめながら、子どもが事故を起こした場合どうするべきだったか、ポイントを上げていきたいと思います。
あと、付け加えさせていただくと、今回の事故も含め、どの事故でも相手の方やぶつけられた私自身、車などは、怪我や程度が軽くで済んでいました。これはすごく運が良いことだなぁと思います。

道路交通法上、自転車は車両扱いになります。
一部適応しない法もありますが、基本的には自動車と同じ扱い。
事故を起こしたら自動車と同様に「警察に報告する義務がある」と言う訳です。
なので、自転車を運転中に人とぶつかって、相手の方に怪我をさせた場合、警察に報告しなくてはならないのですが・・・。
しっかりこの法律を守って、自転車で事故を起こした後、警察に連絡している方は、重大な事故になった場合を除いて、おそらくあまりいらっしゃらないと思います(;^ω^)
私の経験した事故では、自分が自転車に乗ってぶつけられた場合は相手のドライバーさんが、自分が車に乗って自転車にぶつけた場合は、自分が警察に連絡しました。
この度の子どもの事故では、相手のドライバーの方が警察に連絡して下さってました。ありがたいことです。
大抵はこのように、自動車との接触事故だった場合は自動車を運転していたドライバーが、義務を守って警察へ連絡してくれます。
なので、自転車が人にぶつかったパターンの接触事故においては、誰も警察に連絡してくれないので、自転車を運転していた方が速やかに警察に連絡しなくてはいけません。義務なので。
中には、ぶつけたと分かっていても、その場から逃げてしまう自動車のドライバーもいるとのこと。現場検証に来ていた警察の方がおっしゃってました。
接触事故が起こったにもかかわらず、警察にも報告しないで逃げた場合、どうなるのか。
被害者側によほどの過失がない限り、逃げた加害者には10年以下の懲役又は100万円以下の罰金、となります。
つまり警察に連絡しないと『法律違反をした犯罪者』ということになります。
お子さんが中学、高校となったら、自転車の運転もきっと今よりももっと、スピードを出すようになると思います。
先ほども書かせていただきましたが、自転車と人との接触事故は、自転車側が警察に連絡しなくてはいけない義務があります。どんな自転車事故に遭うか分からないので、小学校高学年になったら
「自転車も自動車と同じ扱いで、事故をおこしたら警察に報告する義務がある。違反すると懲役10年か、罰金100万円」
と、言い聞かせて道路交通法を守るように伝えましょう!
じゃないと、犯罪者になっちゃうよって、付け加えたらより実感してくれるかもしれません。
どんな状況で事故が発生して、どちらがどんな動きをしていたのか。
どっちから来てどっちへ行こうとしていて、どこをぶつけたのか。などなど・・・。
いわゆる事情聴取ですね。
そして、記録を警察署に残しておいてくれます。
保険を使って事後処理を行う場合「交通事故証明書」が必要になります。
この証明書は警察が発行してくれますが、事故の記録を残していないと当然、発行することができないのです。
この点からも、警察に報告するのはとても大事なことですね。
私は自分が自転車に乗って、自動車にぶつけられた事故を起こしたとき、お互い急いでいたので現場から離れてしまいました。
その後、ドライバーの方が警察に連絡したようなのですが、すごく怒られたという話を聞いて、私も警察署まで出向いて怒られました。
「なんで現場から離れたんですか?!現場が残ってなかったら、記録がとれないじゃないですか!!」
という理由です。
なので、事故遭ったら決して現場は動かさず、すぐに警察の方に来てもらいましょう。
じゃないと、すごく怒られます(私みたいに)。
その時の警察の方は、怒ってはいたものの、事情を聴いていくれて何とか記録を作ってくれました。本当だったら記録も取れず、「交通事故証明書」も出してもらえなかったかもしれません。
話を事情聴取に戻します。
当事者である子どもに聞き取りをしますが、我が家の事故の場合、まだ小学校高学年になりたてだったうちの子どもは、どっちから来てどっちへ行こうとしていた、ぐらいの説明しかできませんでした。
初めての事故で記憶真っ白、ところどころ覚えていることを何とか話していた、という感じでした。
そうなんです。
場合によっては子どもは、話の内容が支離滅裂になってしまう可能性もあるので、親御さんは冷静に落ち着いて子どもの話をよく聞き、警察の方や相手のドライバーの方に説明をしてあげた方が良いでしょう。
そして、子どもの証言では曖昧な点もあるかもしれないので、他に事故を目撃していた人がいないか確認してみるといいと思います。
親御さんはご自分でも、事故状況をメモに取って、後日話が食い違わないようにした方が良いかもしれません。
私は我が子の事故の際は、そこまで気が回らず、事故状況のメモも取らず、他も目撃者を探すこともしませんでした💦残念ながら、そこまで気が回らなかった、という感じです。

話を子どもの事故の説明に戻しますが、何故子どもが上手く説明できないか、色々考えてみました。
初めての車との接触事故で、ドラマみたいに警察が来て、自分も怪我していて、周りがみんな知らない大人ばっかりで、普段から自転車の運転に注意を受けている子どもだったら、「きっと自分が悪かったんだ・・・」と思ってしまうのは当然、なんですよね。
実際私の子どもも、私が現場に到着すると何か様子がおかしい・・・。
ソワソワして、目はきょろきょろ、とても怯えているようでした。
なので、最初の一言は「大変な怪我しなくって、良かったね」と安心できる声かけをした方が良いと思い、そのように言葉を掛けた私です。
とにかく初めての事故に遭った子どもは、すごくナイーブになってます。
事故現場に居合わせていても(また出先から事故現場に到着しても)決して叱らず、子どもを安心させてあげましょう。
その後は次のことを確認して、相手の方から伺っておいた方が良いです。
1 相手の名前、連絡先
2 車のナンバー
3 任意保険の加入有無
4 加入している保険会社の連絡先
5 車の修理工場
6 目撃者の有無(目撃者がいれば証言を貰う)
私の場合、いずれの事故の場合でも『1』しか確認していませんでした。
事故に遭った相手の方がみんな良い方ばかりだったので、それで事後処理は大丈夫だったと言えます。
でも、悪い人は住所や連絡先などをごまかす可能性があるので、やはり2の車のナンバーと、3,4の加入している保険会社、その会社の連絡先ぐらいは聞いておいた方がいいと思います。
もう事故に遭わないのが一番ですが、次回もし事故に遭った場合、気を付けたいです。
上に書いたことを確認できないまま、とにかく病院へ怪我した子どもと一緒に向かう、という状況かもしれません。
こんな時、頼れるお祖父ちゃん、お祖母ちゃんがいれば、警察の方や相手の方とのやりとりをお願いできますが、我が家には夫にも私にも、父と母はもういません。
今回の事故では、夫には現場に来てもらわなかったのですが、一人で対応しようとせず、お父さん、お母さん二人で現場に駆け付ける方が良いです。そうすれば、どちらかが救急車に乗って、もう一人が現場に残って話ができるからです。
では、夫も来れない、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんもいなかった場合も考えられます。そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
結論から言うとそのような時のために、日ごろからご近所に協力が得られるような、ご近所付き合いをしておくことかなぁ、と思いました。
できれば、子どもと一緒に救急車で運ばれた後に、事故現場に残って警察の方とやり取りしてくれるような、お友だちがいればありがたいですよね。
また、このような時にご近所付き合いが無くても比較的協力してくれそうな方々としては、町会の方々がいらっしゃると思います。
まさに、そのための町会とも言えるのではないかと思います。
なので、日ごろから町会に加入して、町会のお手伝いをしておく、ということも子どもを守っていくためには大切なことかもしれないなぁ、と思いました。

やっぱり、一番大事なことは日ごろからの意識です。
車が通る信号のない通りを渡るときは、細心の注意を払うこと。
スピードを出し過ぎないこと。
友達と話しながらフラフラ運転しないこと。
などなどなど・・・。
普段から注意している(子どもの立場からみると、されている)ことを、もう一度改めて親子で話し合う場を作ろうと思いました。
そして、何かあったときのために、家の中の誰でもわかるところに、両親の携帯電話の番号と、勤務先の番号が書かれた紙を貼っておく、というのも大事だなぁと思います。
何しろ、この旅の事故でうちの子は、警察の方に私や夫の連絡先を聞かれたそうですが、答えられず。
家がすぐそこだったので、家に帰ってお兄ちゃんに聞きいてみたけど、お兄ちゃんも分からず💦
だから、たまたま通りかかった子どものお友だちのお母さんが、私に連絡くださったのですが、本当に有難かったし、何とも情けない話だなぁと思いました。
せめて家に帰れば、お父さん、お母さんの勤め先や携帯の番号が分かる、という状態にしておかないと、緊急の連絡が取れないんだなぁと反省した次第です。
二人とも、まだスマホや子ども携帯などは持たせていないので、尚更ですよね。
本当に反省しました。
いかがでしたでしょうか?
この度の事故で反省して、学んだ点をつらつら上げさせて頂きました<m(__)m>
長文になってしまい、申し訳なかったです。
小学生のお子様がいらっしゃるお母さん、お父さん方の、少しでも参考にして頂いて、お役に立ったならば幸いです。
お付き合いいただきまして、ありがとうございました!!